朝ドラの影響で「買物ブギー」が注目されています。
元の歌詞の中に「つんぼ」や「めくら」と言う言葉がありますが、現代では障害者差別用語とされています。
1950年当時の流行歌には差別用語という考え方はありませんでしたが1970年代から差別用語として別の言葉に置き換えられました。
以前はイザリウオと呼ばれていましたが差別用語なのでカエルアンコウに改名
差別用語は魚の名前にも影響を与えかつてイザリウオ呼ばれていた魚は改名しました。
「イザリ」は足の動かない人指す差別用語ということで2007年日本魚類学会はイザリウオをカエルアンコウに改名しました。
カエルアンコウの飼育は簡単で、水槽でその生態を観察できます。カエルアンコウの特徴は魚なのに泳がないでヒレを使って歩きます。その姿がイザル(地面をはう様に歩く)ように見えたのでしょう。
アンコウの仲間ですから頭に付いている釣竿と、その先に付いている疑似餌を使って魚をおびき寄せ、大きな口をあけてパクリと飲み込みます。カエルアンコウは自分で泳がないで向こうからエサが来るの待っています。
自分の身体より大きい魚でも、くわえるほどです。イザリウオの名称由来については、いさる・漁るをする魚すなわち「漁り魚」とする説もあります。
いずれにしても知らないで差別用語を使ってしまうことがあります。注意しなければなりません。